株式会社日本製衡所(未来をはかるコーディネーターニッコー)
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トラックスケールの材質は鉄製のため、永年ご使用いただきますと、水(湿気)と酸素の化学反応により、特にスケール裏側が腐食してきます。また、毎日何台ものトラックがスケール上を通過しますので、塗装や錆止め剤が剥げてきてしまい、そこからも錆びが発生してしまいます。この腐食を放っておいてしまうと、スケールの強度や精度に影響が出てしまいます。
トラックスケールをより永くご使用いただくためにも、3~4年の頻度でオーバーホールを実地されることをお勧めいたします。
オーバーホール前の状態です。
現状でのデータ取りを行い、故障箇所が無いかを確認します。
本体を解体し、フレーム及び鉄板の錆を落とします。
ケレン作業が終わりましたら本体を高圧水で洗浄します。
埋込式の場合にはピット内の清掃を行います。
清掃した本体を乾燥後、錆止め塗装を行います。
塗装が乾燥後、本体を組み込んで本体の調整を行います。
本体組立後、分銅を使用して精度の確認を行います。
分銅を載せるため、鉄板上面の塗装は最後になります。
精度確認完了後、鉄板上面の塗装を行います。
再度データ取りを行い、最終チェックをします。