株式会社日本製衡所(未来をはかるコーディネーターニッコー)

株式会社日本製衡所

台はかり選定方法

1.「何」を「いつ」「どうする」か

台はかりを選定するのに必要な事は、「何」を「いつ」、「どういった条件」で使うかを考えることです。
例えば・・・
「木材チップを袋詰めする時にできる限り早く計りたい」というような要望だったら、フレコンスケール。

手押し車に乗った廃棄物をテナントさんが持ってきたときにどういった条件でスムーズに計りたいという要望だったら、

カートスケールがおすすめ、といった具合です。

2.秤量の決定

何を計るかが決定したら、次は秤量の決定です。
その計る対象物の中で一番重い物の重量と風袋(ケースや手押し車などの計量対象物以外)の重量を足した物より、秤量は大きくなくてはなりません。
対象物+風袋≦秤量

3.載台の寸法決定

計る対象物の大きさや設置する予定の場所なども考慮に入れて、はかりの大きさを決定します。
そのほか、複雑な形をした産業用スケールなどは、他の周辺機器等の寸法も大きく影響してきます。
寸法の計測をお願いする事もございます。その際はご協力を宜しくお願いします。

4.運用の決定

計量器をどのように運用するかを決定します。
計量した重量値の運用方法、計量値の管理方法などを検討し、計量管理システムの導入を考えたり、計量データを顧客との金銭取引に利用することを考えたりして、導入後の運用を考えます。

5.はかりの形態の決定

運用が決まってくれば、はかりの形態もおよそ決まるはず。
「手押し車を用いるから、カートスケールが良い」とか、「フォークリフトではかりに物を載せるから、ND-4Lとシステムを導入しよう」といった具合です。

6.設置場所の選定

台はかりを設置する場所を決定します。
一番簡単に見えて、一番難しく重要なポイントです。
はかりに一番大切なこと、それは「水平であること」です。
設置場所の勾配は1%以内に留めてください。
水平が出ていないと、重量値が正確に出ません。


以上の点に気を付けて、計量器の選定をしてください。
もちろん、ご連絡を頂ければコーディネートさせて頂きます。
はかりの選定でお悩みでしたら、是非お気軽にご連絡下さい。

適正な台はかりの選び方