株式会社日本製衡所(未来をはかるコーディネーターニッコー)

株式会社日本製衡所

JCSS校正サービス

JCSSとは?

計量法校正事業者登録制度(JCSS:Japan Calibration Service System)
の略称で、計量法第8章の規定により、計量のトレーサビリティ確保のため設立された制度です。計量器を校正する事業所の技術能力やトレーサビリティが、校正機関認定の国際規格であるISO/IEC 17025の基準を満たしていることを、認定機関である独立行政法人 製品評価技術基盤機構認定センター(IAJapan)が審査・認定します。

 

JCSS・計量トレーサビリティーについて

 

引用:NITE 公式YOUTUBEより

 

JCSS認定シンボル付き校正証明書

JCSS認定シンボルは、計量法第143条及び ISO/IEC17025 「試験所及び校正機構の能力に関する一般要求事項」に基づく認定基準に適合する認定事業者にのみ使用が許されるもので、国家標準へのトレーサビリティと校正結果の品質を保証します。
当社校正室は、認定基準として ISO/IEC17025 を用い、認定スキームを ISO/IEC 17011 に従って運営されているIAJapan により、JCSS認定シンボルを使用した校正証明書の発行が認定されています。

 

 

 

 

国際MRA対応認定事業者とは?

JCSS校正事業者の中で、さらに国際MRA対応認定事業者として認定されると、国際的にも通用するILAC MRA対応のJCSS認定シンボル付校正証明書を発行できます。
IAJapanは、国際試験所認定協力機構(ILAC)並びにアジア太平洋試験所認定協力機構(APLAC) で相互承認を行っているので、JCSS認定シンボル付き校正証明書は、米国(NVLAP、A2LA),英国(UKAS)、ドイツ(DAKKS)、オーストラリア(NATA)などが認定した校正機関の発行する校正証明書と同等です。
当社のJCSS校正は、ILAC MRAに対応しておりますので安心いただけます。

当社にてお客様の分銅及びはかりをJCSS校正することで、トレーサビリティを確保することができ、日本国内はもちろん、世界 ILAC MRA 署名認定機関数:107、参加国および地域数:115(2022/7/4現在)に通用する校正証明書を発行することができます。

JCSS 0369は当社校正室の認定番号です。

日本製衡所のJCSS校正サービス

 

 

 

日本製衡所では、トレーサビリティが確保された
『常用参照標準(分銅)』を使用し、
お客様の『はかり』についてJCSS校正を行います。

JCSS認定シンボル付きの校正証明書を提示することで、
ISO9000シリーズやIATF16949等の法制度や要求事項に対し、
お客様の『はかり』が国家計量標準にトレーサブルであることを
証明できます。

はかりの校正範囲

 

※偏差に対する評価を必要とされる場合はひょう量200kg以上のはかりである必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

物の重さを正確に計測するために欠かせない存在である「はかり」。
その計量装置の正確性と信頼性を確保するための基準として、分銅が活用されます。

分銅は異なる物体の質量を比較し、計量装置の正確性を検証するための不可欠な要素となります。

そのため、

『分銅』の正確さは絶対的なものであるだけでなく、
国家標準との密接なつながりが明確であることが要求されます。

日本製衡所は、大質量の分銅に特化したJCSS校正を行い、
お客様の『分銅』に対して、計測値の信頼性と国家計量標準への
トレーサビリティの確保に貢献します。

 

 

 

 

当社校正室情報

・2022年12月22日 JCSS校正事業者として登録、認定(質量:分銅)

・2023年08月03日 JCSS校正事業者として登録、認定(質量:はかり)